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アイソレーションは、簡単な動きなのに何故かできない難しい基礎のテクニック。



何をどう動かせばいいのかわからず、感覚がつかみにくいので一苦労するんですよね。



他の部位と比べて、首はそもそも動かせない人が多く、とくに左右にスライドさせるのは初心者が最も苦労する部分です。



そこで、ダンスの動きのアクセントやリズム取りでよく使う、「首」と「胸」のアイソレーションの練習方法を解説します!



アイソレーションとは?



既に知っている人もいると思いますが、まずはアイソレーションについての説明をします。



アイソレーションとは、首、胸、腰、肩など、体の部位をコントロールして単独で動かす技術です。



何だか小難しい説明ですが、ようは、ボディコントロールのこと!



指を曲げる、首を右に傾ける、胸を前に出す、腰を回す(ロール)など、体の部位を使った色んな動作があります。



アイソレーションでわかりやすいのが、アニメーションダンスやポッピンです。







動画にある胸だけがボコッと前に出たり、首を固定させて肩を動かすなど、このような摩訶不思議な動きは、アイソレーションやボディコントロールを極めてこそ成せる技!



アイソレーションは、迫力のある動きや、高度なダンステクニックを身に付けるために、非常に重要な技術なのです!



アイソレーションに使える曲はこちら
>>初心者でもリズムが取りやすい!ヒップホップダンスの練習曲



うまくやるコツと注意点



アイソレーションの練習方法の前に、ポイントや注意点を紹介します。。



力みすぎない



アイソレーションは体幹を使うので、不馴れなうちは変に力が入って力んでしまいがち。

体がガチガチになったり息が止まってしまうこともあるので、リラックスして行いましょう。



無理に大きく動かさない



可動域を広くするために、なるべく大きく動かして最大を引き出すことを意識しますが、無理に体を大きく動かすと形が崩れてしまいます。

まずは小さめに動かして少しずつ可動域を広くて動作に慣れましょう。



姿勢に要注意



巻肩だったり猫背だと肩甲骨が開いてしまっているので、自動的に手や胸などの体の可動域が狭くなってしまいます。

自分の姿勢がどうなっているのかチェックしましょう!

重心のズレは致命的!ダンスで体重移動をスムーズにする3つのコツ」にも書いていますが、不良姿勢はダンスに悪影響があるので改善しましょう。



キレイな形を目指す



これはアイソレーションの動きに慣れてきてからの注意点ですが、いくら体が大きく動いても形が汚いと意味がありません。

見た目を良くするために、ある程度大きく動かせるようになってきたら、今度はキレイな形でできるように微調整しましょう。



鏡を使う



基礎を間違った形で覚えないために、なるべく鏡の前で行ってください。

上半身が写ればいいので、大きな全身鏡でなくても、100均に売っているようなA4くらいの鏡や洗面台の鏡で十分です。

鏡が無い人は、携帯で動画を撮って確認したり、「意外とダンスに使える!自宅練習で役立つ鏡の代用品」を参考にしてください。



首のアイソレーションの練習方法







首のやり方とコツ




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@首を左右に動かす
(正面(真ん中)→ 左 → 戻す → 右 → 戻す)
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A首を前後に動かす
(正面(真ん中) → 前 → 戻す → 後ろ → 戻す)


  • 最初は腕を使う

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首は、肩が少し上がるだけで動かしやすくなるので、首のアイソレーションを体感するために、最初は画像のような形から取り組んでください。

首を左右に動かす場合は腕を丸にして顔を囲む、前後に動かす場合は腕を組む方がやりやすいです。

慣れてきたら腕を使わずに肩をだんだん下げて、普通の姿勢からできるようになりましょう。



  • 水平に動かす(正面を向く)

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首を左右に動かすときに、腕が斜めにならないように注意してください。

左右に動かすときに、顎だけを使うのではなく、正面を向いて水平に移動させましょう。



  • 肩を水平に保つ

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首を上下左右に動かすときに肩に力が入りやすいので、肩が上下にぶれないように水平に保ちましょう。



  • 顎を引く

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顎が上がってしまうと、フォームが崩れたりしっかり動かないので、顎を引いて行いましょう。前後はにわとりを意識するとやりやすいですよ!(笑)
(画像は前後に移動させていますが、左右に移動させるときも同様です)



胸(上半身)のアイソレーションの練習方法







胸を動かすやり方とコツ




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@胸を左右に動かす
(正面(真ん中) → 左 → 戻す → 右 → 戻す)
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A胸を前後に動かす
(正面(真ん中) → 前 → 戻す → 後ろ → 戻す)


  • 肩だけで動かさない

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胸を左右に動きはときは、肩が斜めにならないように水平に保ちましょう。



  • 前のめりにならない(姿勢を崩さない)

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胸を後ろに引っ込めるときに、腰を引いたり、前に重心がいくと姿勢が崩れてしまうので注意。

これは、胸を後ろだけでなく、前、右、左とすべての方向に動かすときの注意点ですが、胸ではなく肩だけを使って動かしてしまう人が多いので、肩を先に移動させるのではなく、胸を前後に出したり引くときに、その流れで肩が連動して動くという意識を持ちましょう。



【補足】


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肩や胸のストレッチ動作を行うと、前後に胸を出したり引く感覚が掴みやすくなります。

胸を前に出すときは、腕を後ろに伸ばして、甲骨を寄せて胸をそる。胸を後ろに引くときは、画像のように腕を前に出して肩甲骨を開いて丸める。



さらにレベルアップ!上級者向けのアイソレーション



アイソレーションは、上記で紹介したように、首や胸を左右前後の4方向に動かすのが基本ですが、それだけでは高度なダンステクニックは身に付きません。



4方向に慣れてきたら、ワンランクアップを目指して、斜めの方向(赤色の矢印)を取り入れて8方向で行いましょう。



8方向をわかりやすく表すために、真上から見た頭の図にしてみました!
下にある▼は鼻のつもり。(笑)



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前(▼の部分) → 左斜め前 → 左 → 左斜め後ろ → 後ろ → 右斜め後ろ → 右 → 右斜め前



このように8方向に動かす練習をすると、さらに体を細かくコントロールできるようになってダンスの幅が広がります。



まずは、基本の4方向(前後左右)から始めて、それができるようになったら8方向を練習してマスターしてくださいね!



基礎はなかなか厄介



ストリートダンスの基礎は、最初で最後の難関です。



基礎の中でもアイソレーションは、わかりにくい、やり方がわからないなど、基礎すらまともにできないことは決して珍しくありません。



ここでは首と胸のアイソレーションを紹介していますが、他にも腰や肩などもマスターしなければならず、アイソレーションは想像以上に難しい基礎テクニックの一つです。



もし、あなたが「いきなり基礎をやるのが難しいな〜」と思ったら、「基礎のやり方」を重視した技術練習ではなく「体の使い方」から基礎を学ぶ練習方法がおすすめ!



もう、苦労しない!体の使い方で基礎を一発でマスターできる方法はこちら
>>ダンス上達の近道!「体の使い方」で下手を根本的に解決する方法!



ダンスはアイソレができてなんぼ!



基礎は疎かにしたり、練習をするにしても、楽な姿勢でやるのと目一杯の可動域で動かすのとでは、雲泥の差が生まれてしまうもの。



ダンスが上手くならない人や下手な人は、この基礎が圧倒的に未熟です。



アイソレーション=ボディコントロールを養うことで、踊る姿が立体的になり、いかにも素人っぽい動きが一気になくなります。



技術は基礎があってこそ身に付くもの!

土台である基礎力が上がれば、見違えるくらいダンスが変わりますよ。



基礎練習はかなり地味ですが、アイソレーションでしっかりと土台作りを行ってくださいね。



まとめ



アイソレーションは動きを覚えるとゆうより、体に染み込ませましょう。



楽な範囲で動かしても可動域は広くならないし、向上しません。



最初はできなくても、ちゃんと練習すれば必ず可動域が広がっていくので、根気強く続けてくださいね!