日本人ダンサーが世界的に活躍しているシーンを見かけるようになりました。
TAKAHIROやKENTO MORIに代表するいわゆる「世界組」は、ダンサーとしての知名度もさることながら、年収が数億円とも言われています。
しかし、このように億を稼ぎ出すような一流ダンサーはほんの一部。
現実は厳しく、多くのプロダンサーがダンスだけで食べていくことが難しいのです。
プロのダンサーであるにもかかわらず、満足な収入を得ることができないのは一体なぜなのでしょうか。
ここでは、今後も通用し続ける無名ダンサーでもダンスで収入を得るコツについて紹介します。
ダンサーはほんとうに稼げない?
収入は多いとは言えない
そもそも、ほんとうにダンスは稼げない職業なのでしょうか。
華やかな舞台で多くの声援とスポットライトを浴び続けているイメージですが、見た目とは裏腹に収入は決して高くありません。
とあるアンケートの調査によると、ダンサーの約7割が年収100~300万円という結果が出ており、サラリーマンの平均年収が20代で約350万円だということを考えれば、ダンサーの収入は少ないと言わざるを得ませんね。
ダンサーの主な収入源は3つ
ダンサーの主な収入源は3つです。
- 振付師
- ダンス講師
- バックダンサー
これらの仕事内容に関して、共通して言えるのはどれも競争率が高いということ。
振付師とは、CMや楽曲のダンスの振付制作から指導までを行う仕事ですが、トップダンサーですら引く手あまたとはいきません。
ダンス講師は、振付師に比べれば働き口が多く、3つの収入源の中でも一番稼ぎやすい仕事ではありますが、無名のダンサーでは一回の講師料が少ないため、稼げるかと言われたら答えは“NO”です。
ダンサーといえば芸能人のバックで踊っているバックダンサーが頭に思い浮かぶと思います。
そもそも採用されるためには名前が売れている必要がありますし、実績を積み重ねている一部のダンサーにしか声がかかりません。
このようにいかにプロとはいえ、すべてのダンサーがダンスだけでは食べていけないのが現実なのです。
無名ダンサーがダンスで稼ぐために重要なこと
ここまでお伝えしたように、ダンサーの収入事情はシビアです。
だからといって、ダンスだけで稼ぐのはほんとうに無理なのかといえばそうではありません。
ダンスで収入を得るポイントは「集客」にあります。
もちろん人脈も重要ですが、今はネットでダンスが学べる時代。
今後もネットのダンスコンテンツはどんどん増えていくでしょう。
無名ダンサーでも、ネットで集客できればダンスでまともな収入を得ることが可能です。
ネット全盛期の今だからこそ「集客」が容易
ダンスで稼ぐのがむずかしい理由のひとつに、人目につきにくい問題があります。
極端な話、どんなにダンスが上手いとしても、だれにも見られず、一人で続けていても稼げるわけがありません。
だからこそ自分に注目を集める必要があり、「集客」が重要になってくるのです。
ネット全盛期と言われている現代では、集客方法は豊富にあり、考え方次第ではダンサーとして名を売ることも充分に可能です。
主な売名方法として、ブログ、動画投稿、SNSが拡散力も強くおすすめで、どの方法も参入までのハードルが低いのも魅力のひとつと言えます。
それぞれの集客のコツを紹介しますね。
ブログで自己発信が大切
自分というダンサーを世間に売り込むには、何よりも多くの人の目に触れられるように、自己発信する必要があります。
前述したとおり、どんなにダンスに自信があったとしても、だれにも知られていないのではなんの意味もありません。
そこで活躍するのがブログです。
ブログでダンス初心者に向けた解説記事や、テクニックなどの情報を発信することで、「ああ、この人はすごいダンサーなんだ」と権威性が自然とつき、あなたというダンサーを深く知ってもらうことができます。
さらに、思いもよらぬ方向からダンス講師としてのオファーがくる可能性も高くなります。
youtubeがやっぱり強い
あなたのダンスを簡単に発信し人に見てもらうことができるのがyoutubeなどの動画投稿サイトです。
今や「踊ってみた」で検索すれば、数多くの踊り手が検索にヒットし、それぞれのダンスを誰でも簡単に視聴できる時代になりました。
うまく条件に当てはまれば、多くの再生回数を獲得することができるので、多くの人に認知されることはもちろん、副産物としてyoutubeでの収入を得ることもできます。
ダンス動画を投稿している数十万人の登録者数を持つ個人のチャンネルや、有名なダンススクールだと登録者数が1000万人を超えているものもあります。
個人がyoutubを通して、ダンサー活動をしながらダンスだけで生活することも夢ではありません。
ステージで踊るだけでなく、現代ならではのネット動画でのダンサー活動も立派な働き方(仕事)です。
今はK-POPや振り付けの解説動画がかなり需要があるのでねらい目ですよ!
さらに、youtubeはテレビなどのメディアも注目している発信源のため、出演やバックダンサーとしてのオファーがくる可能性もゼロではありません。
実際に多くの踊り手がテレビデビューしており、youtubeには無限の可能性が秘められていると言っても過言ではないでしょう。
SNSの可能性をフル活用
忘れてはいけないのがSNSです。
ブログとyoutubeの中間のような立ち位置にあるSNSは、文字で情報を発信しつつ、手軽に動画も投稿できるため、集客が一番簡単な方法でもあります。
拡散力が高く、バズれば数万、数十万という数で自分を売り込むことができるので、非常に強いです。
X(旧Twitter)は拡散力があり、TikTokは踊ってみたが熱いですね♪
若者の間ではなくてはならない存在となったSNS、使わない手はないでしょう。
ホームページを持っておく
SNSやブログ自体がホームページと同様に宣伝のツールとなりますが、宣伝場所を一つ増やすことができます。
youtubeもそうですが、動画編集やホームページ作成のスキルは、ネットでの集客やyoutubeを収益化する上で必須のスキルです。
ネット集客はこの先もずっと通用し続ける方法なので、今のうちに身に付けておくべきでしょう。
また、個人や企業に対して、ホームページ作成は需要があるスキルです。
ダンス以外の収入源に繋がるのでできて損はありません。
面倒な方はダンスの集客ツールを使う
ブログを書いたり、youtubeの動画編集は面倒・・
SNSでフォロワーを増やすしたり、ホームページの作成は難しい・・
そんな時は、「ココナラ」がオススメ!
ココナラは会員数が15万人おり、あなたのスキルを販売できる超大型のマッチングサイトです。
- ダンスの基礎を教えます
- ダンスの記事を書きます
- 振り付けを考えます
- 絵を描きます
など、ダンス以外にもあなたの趣味を販売することができます。
登録無料で販売から決済までネットで完結し、すべてが匿名取引なので安心。
ココナラの会員にメルマガで宣伝してくれるため、ほぼ全自動で集客が可能ですが、自分でもしっかり集客しましょう。
すでに動画投稿やSNSをやっている人も、ダンスやその他で収入アップさせたいなら欠かせません。
ダンスの集客と収入うを得るコツのまとめ
ダンスで収入を得る方法についてお伝えしてきましたが、真っ向勝負で挑んでも成果が出にくい世界であることがおわかりいただけはずです。
競争率の高さ、弱肉強食の世界、孤独との戦いと、一筋縄ではいかないのが現実です。
しかし、少し切り口を変えるだけで、攻略の糸口はそこら中に転がっており、そのひとつとして拡散力の強い媒体を利用し、自分というダンサーを売り込むことができます。
「ダンサーとして食べていきたい、でも収入を得ることができない」
そんな悩みを持っているのであれば、現代社会にコミットした方法で切り崩していくのが、最も確実で堅実な方法と言えるのではないでしょうか。
無名ダンサーでも需要に合っ集客さえできていれば、ダンスだけで食べていくことができます。
そのためにもネットを上手く活用してくださいね!