ダンスは何日、何年で上手く踊れるようになるのでしょう?
ダンスの上達期間は人それぞれですが、
「練習してもなぜ上手くならないのか?」
「上達スピードが人よりも遅いのか?」
これには気付きにくい原因があります。
もし、あなたが「たくさん練習をすれば上手くなるはず!」こんな風に思っていると少し危険です。
ここでは何日くらいでダンスが上達するのか、その目安や上達が遅い原因などについてお伝えします。
ダンスが踊れるようになるまでの上達期間は何日?
ダンスがすぐに上達することはありませんが、目安期間はあります。
すぐに踊れるようにはならない
まず忘れてはならないのが、ダンスはすぐに上手くなるものではないということ。
上達するためには、筋トレやダイエットと同じように日々の積み重ねが必要です。
たった1日で筋肉がつくわけではないし、100km走ったらからといって-20kg痩せたり、理想の体型になれませんよね。
初心者の中にはセンスや才能がズバ抜けている人もいて、誰よりも早く圧倒的なスピードで上達していきますがそんな人は極めて稀。
ダンスは時間がかかって当たり前なのです。
おおよそ1年くらいが目安
ダンスが踊れるようなる期間は、大まかに早くて数か月から1年が目安です。
基礎をマスターするだけでも、最短で1か月以上はかかるでしょう。
ダンスを始めて1年だとまだ初心者なので、ダンスをキレッキレに踊れるようになるのは難しいかもしれません。
ですが、1年続けていればそれなりに人前で踊れるようになります。
僕も1年くらいでようやくいろんな振り付けに対応できるようになったという感じです。
初級クラスのダンススクールに1年間通っていて、インストラクターの振り付けがある程度踊れるようになった、という方も多いのではないでしょうか。
ただ、ダンスの上達スピードは、個々の能力や練習内容で全く違うので、「●日間で踊れるようになる」とは一概には言えません。
たとえば、「知らないとヤバイ!ヒップホップダンスの基本ステップと技」は1日でマスターすることが可能な技ですが、誰もが1日で完璧にできるようになるとは限りません。
アーティストの振り付けを完コピするのに1日でできてしまう人がいれば、1カ月かかる人もいます。
スポーツも競技歴1年で優勝するようなプロ並みになれる人がいれば、5年以上かかる人もいます。
あくまでも成長速度は人それぞれです。
ダンスの上達期間が遅い原因
仮に1年以上のダンス歴があって、ヒップホップの基本ステップすらまともにできないのは明らかにおかしいですよね。
1年間真面目に筋トレをしているのに筋肉がつかないなんて、それは体質以前に”何か”問題があります。
ダンスも同じで、上手くならない人には「センス以外のうまくならない理由」がちゃんとあります。
もちろん、センスや身体能力によってダンスの上達スピードは変わりますが、もともとの素質だけでなく、どんな練習をしたのかがやはり大きいです。
センスは練習で大幅に養うことができるので、センスを磨きたい方は「超シンプル!ダンスセンスを磨く方法」を参考にしてください。
ダンスの練習自体が間違っている
周りと比べて伸び悩む主な原因のほとんどは練習方法が間違っていることです。
合わない方法や間違ったやり方では、悲しいことにいくら練習しても「下手のままダンスに慣れていく」だけ。
練習すればダンスの動きに体は慣れますが、決してカッコいいダンスにはならないのです。
間違った動きで不正確なダンス練習をしても悪い癖を身に付けるだけです。
「とにかく練習量を増やさないと!」とガムシャラに練習する人もいますが、自己流や間違ったやり方で練習しても、バランスが悪かったり、汚い形になったりと、今よりさらに下手になってしまうこともあります。
つまり、「上手くならない」と悩んでいる初心者は、間違った形で無駄な努力をしてしまっているということです。
そして、誤った形やリズム取りを正しいと勘違いして、間違った練習をしていることに気付けていない可能性大!
ダンスの練習方法が合っていない
身体能力が高かったり、それこそ才能がある人は、自分がやりたいことやオリジナルの練習方法でもそれなりに上達します。
でも、リズム感が悪かったり、運動が苦手な人が同じ練習量と同じ練習メニューをこなしても同じように上手くならないし、かなり遠回りで非効率な練習です。
正しい基礎や正しいフォームなど正しい技術はありますが、それを身につけるための練習方法はさまざまあります。
もし、あなたが、
- 練習しても上手くならない・・
- 周りと同じ練習をしているのに自分だけ下手なまま・・
と感じているなら、それは才能がないのではなく、根本的に練習方法があなたに合っていません。
いろんなダンスDVDや動画を参考にしたり、ダンスを教えてくれる人に聞いたりして、さまざまな練習方法を積極的に実践しましょう。
たくさんの練習方法を試すなかでコツをつかめるようになります。
ダンスの上達期間は「正しい努力の継続」が近道
間違った練習方法では上達しませんが、根本的に一番重要なのは「努力の継続」です。
「基礎が大事」とわかっていても、「まったく練習しない」「練習が続かない」「そもそも形が間違っている」これだと絶対に上手くならない。
最初に書いたように、結果はすぐに出るものではなく、上手くなる練習=正しい努力を継続して初めて結果に表れます。
正しい努力の一歩は基礎練習の継続
正しい努力の一歩として、まずは正しい基礎や基本を身につけること。
間違った練習方法で努力を継続してもマイナスになってしまいます。
しっかり基礎を固めるには、何度も何度も反復練習しましょう。
正しい基礎の積み重ねが、1か月後、3か月後、1年後には、他の人と圧倒的な差を生み、確実にあなたの体や動きに変化が起きます。
面倒な作業をこなせる人は強い
基礎が重要なのは誰もがわかっていることで、基礎を身に付けるのは当たり前のことですが、この当たり前をこなしている人は少ないです。
基礎は達成感がないし、つまらない動作をひたすら繰り返すのはかなり面倒ですが、この「面倒な作業や当たり前の努力を継続できる人」は強いです。
振り付けを踊るだけの練習をする人が多いですが、着実に上達していく人は上手くなるためにはどうすればいいのか、体をどう動かせば手本と同じ動きができるのか、を常に頭で考えながら練習しています。
努力を続けることも能力や才能の一つなんて言われますが、何事も上達の秘訣は「どれだけ面倒くさいことをこなしてきたか」です。
質のいい練習をする
ダンスが踊れるようになる期間として数か月から1年とお伝えしましたが、これは「あなたが自分でちゃんと練習していることが大前提」です。
毎日練習しろ!とは言いませんが、ダンスを習うだけで自主練習をしない、独学で始めたものの週1しか練習しないなんてのは論外ですよ。(;^^)
そして、練習量だけを増やしても空っぽの練習内容ではダンスは上達しません。
たとえば、いくら時間をかけて練習しても、それが週1ペースならほとんど意味はありません。
「1日休むと取り返すまでに3日かかる」と言われることがありますが、期間を空ればその分だけ体が感覚を忘れてしまい体がリセットされます。
次の練習は、前にやったことを一から思い出す作業から始めないといけないので、かなり非効率。
ダンスは家でも練習ができます。
たとえ、毎日、練習時間を取るのが難しくても、1日のたった10分でも、集中して毎日コツコツと練習を積み重ねた方が早く覚えられます!
時には休もう
練習量が増えるとその分だけ疲労も蓄積されていきます。
体が回復していない状態でいくら練習しても、体のパフォーマンスを落としてしまい、十分に練習ができません。
毎日踊りたい!って人もいると思いますが、体力に合わせて無理のない範囲で練習量を調節しましょう。
ダンスはがっつり踊らなくても、家でダンス動画を見て研究したり、イメージトレーニングをしたりと、これらも効果的な練習です。
練習のやりすぎは体を痛めたり怪我の元。
怪我で1カ月とか長期離脱になると大変です。(^o^;)
それこそ、体は鈍ってダンスが踊れない以前に体力作りから始めないといけなくなります。
たまに体を休めてケアすることもお忘れなく!
ダンスの上達期間やうまくならない原因のまとめ
ダンスは「自分に合った練習」と「努力の継続」が大切です。
自分はセンスがない、、と悲観するのではなく、まずはあなたの練習内容を見つめ直してみてくださいね!