ダンスセンスを磨く方法とは?ある人とない人の違い

超シンプル!ダンスセンスを磨く方法

ダンスセンスの磨き方

ダンスのセンスがある人って羨ましいですよね。

 

センスは素質と捉えてしまって、「あの人はセンスがあるからな〜」と半ば諦めがちですが、実は後からいくらでも身に付けることができます。

 

ここでは「ダンスが下手だな〜」「センスが欲しい!」とお悩みのあなたに、ダンスのセンスがある人とない人の違いや、ダンスが上手くなる「センスの磨き方」を紹介します。

ダンスのセンスってなに?

すぐに見本通り動ける人

センスは感覚や判断力といった意味も含まれ、定義は人によって違いますが、ダンスのセンスを一言で表すと「すぐに見本通りに動ける人」です。

 

ダンスだけでなく他のスポーツもそうですが、未経験なのにちょっと練習しただけで「何でもすぐにできる人」は「センスがあるねー!」とか「才能がある!」って言われますよね。

 

すぐに見本通りに動ける人は、もともとダンスのポテンシャルが高い人です。

 

ダンス未経験の段階でセンスの差が大きく出る部分として、

 

  • ボディコントロール
  • 再現力

 

これで克服!ダンスの振り付けを早く覚える5つのコツ」に書いたように、他にも振り覚えもセンスの一つですが、大まかにこの2つの能力が優れている人はダンスセンスがある人です。

 

ボディコントロール

ダンスのセンスで一番差が出るのがボディコントロールです。

 

ダンスの基礎であるアイソレーションもその一つで、自分の体を思い通りにコントロールする能力のことです。

 

多くの人は教わったダンスをやろうとしても、頭でイメージしたように動けないですよね。

 

でも、身体のコントロール力が高い人は、初めて教わる動きでも形(見た目)がキレイに動けます。

 

形がキレイというのは、見本通り(教わった通り)に身体を調整して動かせているからで、反対にボディーコントロールがうまくできないと形が汚く雑になります。

 

とくに細かな動き(技)は差が出やすい部分です。

 

再現力が高い

再現力は動きを再現する能力です。

 

前述した体のコントロール力にも通じますが、再現力が高い人は見本がどんな動きをしているのかを知る観察力が高いです。

 

見本となるダンスを見て、どのように体を使っているのか、自分と見本のダンスの違いなど、観察力が鋭いと多くの特徴を掴むことができます。

 

何となくの感覚で動くのと、動き特徴を理解したうえでやるのとでは仕上がりが全く違います。

 

細かく分析して、それを体に反映させる能力に長けているため、見本通りの動きを再現することができるのです。

 

しかも、これが自然と無意識にできるので上達スピードは段違い。

 

まさに「誰もが羨むセンスがある人」ですね。

 

センスに関係なく、上達スピードが遅い原因があります。
>ダンスの上達期間って何日?成長速度が遅い人の原因

 

ダンスが早く上手くなる練習方法はこちら
>ヒップホップダンスが早く上手くなる方法は「振り付け」がカギ!

 

ダンスセンスの磨ぎ方

同じレッスンを受けていても、観察力や体のコントロール力がある人とない人ではかなり差が開きます。

 

観察力が優れていれば「どう体を動かせばいいのか」がわかり、サッと動きの特徴を掴むことができます。

 

それらを身につけるのに一番手っ取り早いのが、とにかくコピー=マネをすること!

 

そもそもダンス練習自体が見本を真似て練習するので練習=センス磨きになるのですが、何も考えずに真似することを意識してもセンスは身に付きません。

 

センス以前に重要な基礎をお忘れなく!
>忘れてはならない!ダンスで重要な5つの基礎

 

まずは入念に細かく観察

完コピするためには、対象となる動作(手本にしている振り付けやステップなど)を、見るだけにならないようにとにかく入念に観察します。

 

たとえば「右手を前に出す」という、たったこれだけの動きの中で、

 

  • 指の形や手の角度は?
  • どういう軌道で右手を上げるか?
  • 胸の動きはついているのか?
  • 顔と腕の距離はどのくらい離れるのか?
  • 右腕が動いたときに反対の腕の動きはどうなっているのか?
  • 腕が動く速度は?
  • 腕を動かすときに胸や首の動きはあるのか?

 

など、細かく分析して多くの情報を掴むことを意識しましょう。

 

こういった観察力があると自分のダンスの違和感に早く気付いたり改善するためにも重要です。
>「ダンスの動きが変!」と感じたら?4つのポイントで即改善!

 

そして実践&修正

観察で得た動きの特徴を自分の身体に置き換えてひたすら実践します。

 

思い通りに体を動かすために「どう意識すればどう身体が動くのか」を考えながら、理想の動き(見本の動き)ができるように微調整していくことが大切です。

 

すぐにはできないので、少しずつ自分のダンスを修正して、完コピを完成させていきます。

 

完コピするために「観察→実践(修正)」を繰り返すと、観察力やイメージ通りに体を動かす能力(再現性)が自然と身に付き、センスが磨かれていきます。

 

見た目もセンスの一つ

ダンスセンスはダンスの踊りや技術だけではありません。

 

どれだけカッコよく踊れても見た目がイケてないとそれはセンスがない人になってしまうのです。

 

見た目もダンス技術と同様に真似から磨くことができます。

 

あなたがカッコいいと思うダンサーと似た服を着て練習するだけでも、ファッションのセンスが身に付きますよ!
>何でもアリじゃない!ダンスの定番&おしゃれな練習着

 

さいごに

ダンスのセンスは後天的に身に付くものです。

 

観察することで、そこから何かを読み取ろうとする行為がセンスを磨くことにもつながります。

 

すぐに身に付くものではないですが、完コピは最適ですよ!

 

見本と見比べて、どう動かせばどのような形(見栄え)になるのかを細かくチェックして、体でで覚えましょう。

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