ダボダボの服と同様にヒップホップダンス(ダンサーファッション)でよく見られるのが、ズボンの裾を片足だけ上げる格好。
単にカッコイイという理由もあるのですが、いろんな説があります。
ここでは有名な由来や意味を紹介しますね!
何故?ダンスでズボンの片方だけ裾をまくりあげる意味
ダンスを踊るときに片方のズボンの裾を短く上げることがあります。
その理由や意味は主に3つあります。
武器を持ってないアピール
ズボンの片足をまくりあげる理由として、最も有名な説は武器を持ってないという意思表示の意味です。
アメリカのギャングたちは拳銃やナイフなどの武器をふくらはぎに忍ばせて隠し持つので武器を持ってない証明として片足の裾をまくり上げて見せたのが始まり。
黒人のスタイルが発祥ですが、今現在はそれがファッションとして定着しており、これはズボンのポケットを出すのも同様の意味があります。
(ポケットを出して踊ることがある)
ヒップホップは貧困から始まった文化なので、ダンスやファッションなどの背景には黒人やギャングが深くかかわっています。
スケボー
ストリート文化はストリートダンス以外に、スケボーもあります。
スケボーでオーリーというジャンプがあり、スケボーを始めた多くの人が最初に憧れる技です。
これは後ろ足で板を地面に叩きつけ前足で板をすり上げるのですが、この前足をすり上げる時にでズボンに穴が空くことが多く、ズボンの裾をめくり上げるのはそれを防ぐ目的があります。
その格好がストリートダンスに影響を与えたという説です。
自転車の構造
日本ではあまり馴染がないですが、アメリカのメールボーイ(自転車便)からきている説があります。
マウンテンバイクやロードバイクは、チェーンにカバーがついておらず剥き出しの状態です。
なので、ズボンの裾がひっかかり汚れたり破れたりするため、チェーンと接触しやすい片方だけをまくり上げたのが始まりだとか。
この場合は、左側ではなく右足の裾をまくりあげるのが正解のようです。
メールボーイの由来を考えると右側が正しいことになりますが、あくまでも由来なので好きな方のズボンの裾を上げれば良し!
ダンスで片方の足をまくり上げるズボンとは?
ズボンの裾を上げる意味や由来は諸説ありますが、今も昔も人気がある根強いスタイルです。
ズボンの裾にゴムがあるものだと踊っている最中に下がってくるので、それが気になる方はドローコード(調節可能な紐)があるものを選びましょう。
ダンス用のパンツに全てドローコードがついているわけではないのでご注意ください。
ちなみに僕は自分ズボンの裾に紐を通して使っていたこともあります(^^)
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ダンスで片方のズボンの裾を上げる理由と意味のまとめ
片方のズボンの裾を上げる理由は、武器を持っていないアピールがよく知られています。
いろんな説がありますが、たまにはファッショの由来や意味を考えるのもなかなか面白いですね!