「ダンスが下手な人や向いていない人は運動神経が悪い」なんとなくそんなイメージありませんか?
運動神経がいいというのは、走りが早い、高く跳べるなど、多くの場合はスポーツ(運動)に長けていることを指します。
ダンスって運動神経が良い人と悪い人では、前者の方が上手くなる感じがしますよね。
ですが、基本的に運動神経が悪いからといってダンスができない、なんてことはありません。
ダンスが下手なのは、運動音痴ではなく別の大きな原因があります。
ここでは、運動神経が悪いとお悩みの方に向けて、ダンスが上手くならない原因、ダンスと運動神経についてよくわかる例や、僕の経験や周囲の状況からお話しさせていただきます!
ダンスと運動神経は関係ないがある方がいい
「ダンスに運動神経は関係ない!」
とは言うものの、運動神経がないよりはあった方が良い部分があります。
これはダンスのジャンルに関係なく言えることで、運動ができるということは体が動くということですよね。
ダンスは立ち踊りが中心ですが、アクロバティックな動きもあります。
たとえば、運動能力が高いと前宙やバク転が軽々できたりするので、ダンスで得することもあります。
なので、運動神経が悪いよりは良い方がメリットがあります。
下記は女性や運動音痴でもやりやすいアクロバットな技なので、練習してみてくださいね。
運動神経は関係ないことがわかる例
運動音痴でもダンスが上手い人がいたり、運動神経が良いのにダンスが上手いわけではありません。
運動神経が悪くても問題ないということを、僕の経験やよくわかる例でご紹介します!
1.運動音痴とは程遠いスポーツ選手はダンスが上手い?
運動神経抜群といえば、プロのスポーツ選手やアスリートたちがいますよね。
運動音痴とは真逆に見えますが、
金メダリストはプロダンサーのように上手い?
世界記録保持者のダンスはすごい?
運動神経がダンスに直接影響するなら、プロのスポーツ選手たちは全員ダンスが上手いはず。
でも、専門としている競技に必要な特定の能力は長けていても、リズム感があまりなかったり他の競技はダメだったりしますよね。
これと同じように、運動神経が抜群でもダンスが上手いとは限りません。
極論かもしれませんが、ダンスと運動神経はあまり関係がないというのがわかると思います。
2.運動音痴なのにダンスが上手いアイドル
アイドルグループでダンスは上手いけど、運動音痴でスポーツはまったくダメな人っていますよね。
ステージではカッコよくダンスを踊っていても、実は走るのが遅かったり、バランス感覚が悪い、筋力がないなど、メンバーの中には運動が苦手な人が必ずいます。
バラエティの番組でも運動音痴を発揮しているアイドルを見ることもあります。
でも、運動神経が悪くてもキレのあるダンスが踊れているんですよね。
3.運動音痴なプロダンサーもいる
スポーツ選手やアイドルグループを例に挙げましたが、プロのダンサーだって運動音痴の人がいます。
走り方が変、スキップができない、ボールを真っ直ぐ投げられないなど。
運動音痴なのに、言うまでもなくダンスは上手い!
「スポーツが苦手で何か特技がほしい!」
「運動音痴を克服したい!」
「運動はできないけどダンスだけは楽しい!」
などの理由から、ダンスを始めたダンサーって多いんです。
よく「運動神経が悪くても踊れますか?」という質問に対して、多くのインストラクターは「問題ない」と言いますが、こういった現状があるからなんですね。(^o^)
なので、ダンスをする上で、たとえ運動神経が悪くてもそれが致命的にはならないのです。
番外編:運動神経がいい=ダンスが上手いわけでもない
運動神経が良い人が全員ダンスが上手くなるわけではありません。
ちなみに僕はどちらかといえば、運動神経が良い方。
それでも、最初からダンスがぐんぐん上達したわけではなかったし、専門学校のダンサー専攻クラスの中で振り覚えは誰よりも遅かったですよ。
何なら運動が得意じゃない友人の方が振り覚えはよかったです。
全くできないということもなかったですが、体が動かないので誰が見ても下手くそでしたからね。(^o^;)
専門学校にはかなりポッチャリ体型で運動神経が悪い先輩がいたのですが、ダンス歴が1年程度なのにダンスが上手くて当時の僕は不思議に思っていました。
スポーツが得意だったり運動神経がよくても、上手くなるかは別。
上達が早いとは限らないんです。
運動神経が悪い人がダンスが上手くなるためには?
ダンスは運動神経が悪くても上手くなれますが、上手くなるためには何が必要なのでしょう。
僕が大切だと思うことを紹介します。
ダンスに必要な能力を身に付ければいいだけ!
球技などのスポーツは下手なのにダンスだけは上手い。
なんだか不思議な感じがしますが、理由はいたってシンプルです。
ずはり、ダンスばかりやっていたから!
運動神経が良いことで有利に働くことはありますが、どんなスポーツも練習することでそのスポーツに必要な能力が身に付きます。
運動神経が悪いのにダンスが上手い理由は、良くも悪くもダンスしか練習していないから。
他のスポーツになると「下手くそ」なるのもうなずけます。
ダンスだけでは、足が早くなったり、他のスポーツが上達するわけではありませんよね
ダンスが上手くなるためには、基礎やステップなど、ダンスに必要な能力や技術を身に付けましょう!
運動が不得意でもダンスが上手い人は沢山いることを知ろう!
- 運動神経が悪いからダンスなんて踊れない
- 上手くなれない
あなたはそんな風に考えていませんか?
不安になる気持ちはわかりますが、これまでお伝えしているように、ダンスは上手いけど運動音痴な人はいっぱいいます。
むしろ、あなたの方が走りが早かったり、体力があったりするかもしれません。
あなたより運動神経が劣っていても、プロダンサーのようにダンスが上手い人は存在するのです。
そのことを知るだけでも安心できるし、勇気をもらえるので「頑張ろう!」と思えますよね。
運動神経が悪いせい?ダンスが下手な理由に気付こう!
ダンスが下手なままだったり、いくら練習をしても上手くならないと、その原因を運動神経が悪いせいにしがち。
ダンスが上達しないのは他に大きな原因があったりします。
それが、練習方法が間違っていることです。
いくら「このやり方がいいよ!」と言われたやり方でも、自分も同じように上達するとは限らないし、間違った形で練習をしても思うように上達しないのは当たり前ですよね。(^o^;)
ダンスの練習量は大切ですが、「どんな練習をしたのか?」という練習方法はもっと重要です。
運動音痴でスポーツが苦手な人はダンスに対して苦手意識が強いです。
正直、動きにクセが出ることが多いため、運動音痴だと上達しづらい部分があります。
自己嫌悪に陥って精神面で上達に悪影響を与えるので、自己肯定を上げて乗り越えましょう♪
とにかく焦らずゆっくり継続してください。
初心者さんのダンス練習に役立つDVDや動画は下記にて。
ダンスと運動神経が悪いことは関係がない!のまとめ
運動神経が悪くてもダンスが上手い人はたくさんいます。
自分は運動音痴だからダンスなんか無理だよな‥と思う必要はありません。
過度に不安がることで余計にダンスが上達しずらくなるので注意してくださいね。