一人でダンス練習をするのに悩ましいのが、どこで練習すればいいのか、練習場所選び(探し)の問題です。
ダンスは練習内容だけでなく練習場所の確保も大切です。
一人でも安全かつ、初心者に最適なおすすめの練習場所は身近なあの場所!
ダンサーは普段どんな場所で練習しているのか、初心者のダンス練習に最適な場所や、練習場所の探し方、適した条件などをご紹介します。
一人でダンス練習する場所の探し方
一人でダンス練習をするならどんな場所が向いているのでしょう。
ダンスの練習場所の探し方があります。
自分の姿がチェックできる
一人で練習をするなら、自分の姿がチェックできる方がいいです。
ダンサーにとって、自分の姿が確認できる場所はやはり人気の練習場所となっています。
鏡がなくても窓ガラスのような、自分の姿が少しでも確認できる鏡代わりになるものがあれば十分です。
鏡のメリットデメリット
>ダンス練習に鏡は必要なし!?慣れが招く重大リスク
騒音の問題がない場所
一人でダンス練習をする際に音が必要不可欠です。
練習時の音楽は、爆音でなくても人に迷惑をかけてしまう可能性があります。
下手すれば通報されてしまうので、騒音に気を付けて練習の時間帯や野外なら通行量が少ない場所を選ぶなどの配慮をしましょう。
ただし、人通りが少なすぎる場所は危険もあるので、一人でダンス練習するならとくに夜は注意してくださいね。
場所によって音が出せないこともあるので、ワイヤレスイヤホンでの練習もいいですね!
床や地面の状態がいい
特に路上で練習する際に、床がでこぼこしていたり、砂利になっているような足場が悪い場所があります。
足場が悪いと膝を痛めたり怪我の原因になるので、ダンス練習は控えましょう。
無料!一人でダンス練習できる場所
ダンス練習と言えば一番多いのが、駅前やビルなどの路上(ストリート)です。
ヒップホップダンスはストリートダンスの一つ。
ストリートダンスとはストリート=路上で始まったダンスです。
路上をダンス練習に使うことはごく普通のこと。
一人やチームでの練習に使われます。
駅のホームや営業時間が終わったビルなど、ガラス張りを鏡代わりにして練習しているのを見かけたことがある人もいるでしょう。
こういった場所は一人でのダンス練習に使えます。
路上はダンスができる場所が限られていたり、天候に左右されやすいデメリットがありますが、定番のダンス練習の場所です。
1.駅
無料のダンス練習と言えば一番多いのが、駅やビル前などの路上です。
一部の駅や公園ではダンス練習として許可されている場所もあるので、たくさんのダンサーがこぞって利用しています。
溝の口駅は言わずと知れたダンサーご用達の練習場所です。
とくにブレイクダンサーにとってかなり有名な練習場所。
昔とあるダンサーが長い年月をかけて駅員と交渉して、やっとの思いで許可してくれたという逸話があります。
2.公園
規模が大きな公園だと、エリアによって何の練習ができるのか分けられている場合があります。
例えば、西側がダンス練習で東側がBMXやスケーターなど。
これは明確なルールというより、暗黙のルールや自然とそうなっているという感じです。
宮下公園(渋谷区)は公園側の好意で8:30分~22:30分までダンス練習として利用できる場所です。
高架下の公園なら雨でもダンス練習ができますね。
3.ビル前・商業施設周辺
中野ゼロホールなんかは有名です。
ダンスに理解があり中野区が公認で許可しているダンス練習場所です。
俳優が演技練習をしていたり、芸人のネタ合わせなどいろんな用途で使われています。
営業時間外ならダンス練習ができます。
場所によって休日は全面清掃などが行われることもあるので、使える時間は限られます。
4.自宅
一人でダンス練習をするのに自宅を使わない人はほぼいません。
僕もかなり自宅で練習していました♪
ダンスは両手を横に広げて物が当たらないくらいのスペースがあれば十分練習できます。
家だと一人でも平気だし、DVDを見ながら練習したり、ダンスに集中できる環境です。
一人でのダンス練習に最適な場所と言えます。
家でできるダンス練習はこちら
>自宅で上達!家練に欠かせない「9つ」のダンス練習
家の中が無理なら車庫や庭なども練習場所になりますよ!
5.高架下
一人でのダンス練習に高架下の広場が使えます。
雨でも日差しが強くても、無料で野外でダンス練習ができます。
地面がツルツルなのでブレイクダンスの練習に使われたり、バスケットなどいろんなスポーツができます。
有料!一人でダンス練習ができる場所
有料でダンス練習ができる場所は、施設や会議室などがあります。
デメリットとして、鏡がない場合がったり、利用時間に限りがあります。
あと、必ずしも予約が取れるとは限らないので、早めに予約をしておきましょう。
レンタルスタジオ
ダンススタジオのレンタルは1時間2000円くらいです。
個人練習にしてはスペースが広すぎますが、音をガンガン流せるし、大きな鏡があるので使い心地は抜群です。
一人での練習というよりチームや仲間との練習に良い場所です。
バンドスタジオ
バンドスタジオは意外と快適な練習スポット!
料金が安く、個人練習用だと1時間500円から800円くらいでレンタルできます。
部屋が狭いですが、鏡があったり一人でのダンス練習に使うことを伝えておくと、楽器を片付けてくれたりと対応してもらえることがあります。
バンドスタジオ以外にダンス練習の穴場としてカラオケボックスもあります。
公共施設(公民館、体育館、会議室)
公民館も体育館も無料だったり、会議室だと鏡がないこともありますが、どれも1000円以下の料金で借りれることが多いです。
僕が前に住んでいた地域では、小規模だったのもあり公民館や体育館は無料でした。
他の体育館や会議室は利用時間にもよりますが、500円~とかなり安かったので重宝しましたね。
クーラーなどの設備は微妙でどちらも施設の利用時間が21時までと短かったですが、体育館は巨大鏡があったので無料のダンス練習場所としては最高でした!
ダンス初心者の一人練習に不向きな場所
初心者さんが一人でダンス練習するのに不向きな場所は、駅や公園などの路上です。
路上のデメリットとして、人通りの多さやダンサーの多さがあります。
あまり踊れない初心者さんが一人でダンス練習をするとなると、恥ずかしくて使いづらいと感じるかもしれません。
自分だけがダンス初心者で、周りはダンスが上手い人ばかりということが普通にあります。
気にしなければいいのですが、初心者さんが一人でダンス練習をするなら、少し難易度が高くなるかもしれません。
逆に一人でダンス練習をする初心者さんにオススメの場所は、無料の場所なら自宅、有料の場所なら会議室やバンドスタジオといった個室です。
自宅ならどんなに田舎でも一人でのダンス練習の場所として確保できます。
有料の場所で施設を借りるメリットは、完全個室なら周りの目を気にせず、広いスペースでダンス練習に没頭できることです。
また、室内練習なので天候に左右されないし、夜の一人練習でも怖くないので安心です。
有名な場所での練習(路上)はプロの技を盗む良い機会になるので、けっこうメリットがあります。
しかしいきなり路上練習は緊張するという場合、自宅や個室である程度練習して自信をつけて路上デビューするといいですよ♪
野外でのダンス練習の注意点
最後に野外や施設を借りて一人でダンス練習をする際の注意点が1つあります。
ずはり、マナー厳守です。
とくに路上でのダンス練習は、公園や駅など土地の所有者の好意で開放されていたり、ダンスに寛容な場所もありますが、多くの場所は勝手に使わせてもらっている状態です。
それゆえ、路上で練習していて注意された経験がある人もいるでしょう。
注意や警告だけならマシですが、マナーの悪さから練習禁止になった場所もあります。
ダンス練習に使う全ての場所は、音量に気を付ける・ゴミをひらう・ポイ捨てをしないなど、人として最低限のマナーを守ることが絶対です。
公園のように他の利用者がいる場所は迷惑にならないように練習しましょう。
あくまでも使わせてもらっているので、感謝の気持ちを忘れずにキレイに使いましょう
一人でのダンス練習に最適な無料の場所や選び方のまとめ
一人でダンス練習するなら、自宅や個室のレンタルが最適です。
初心者さんは、少しずつ路上での練習を増やして慣れていきましょう。
人目が気になる場合、人通りが少ない場所は初心者さんが一人でダンス練習するのにいいですが、危険性もあるので気を付けてくださいね。