ダンスに鏡は必要?使い過ぎのリスクとは?

ダンス練習に鏡は必要なし!?慣れが招く重大リスク

ダンス練習で使う鏡

「ダンスは鏡を見ながら練習するもの」
「鏡がないとダメ」

 

これはよく言われることで、確かにダンス初心者のようにダンス感覚が全くない状態で、いきなり鏡のない練習は難しいでしょう。

 

でも、必ずしも鏡が必要というわけではありません。

 

もっと言えば、鏡ばかりで練習することで危険なリスクもあるのです。

 

ここでは鏡を使った練習のポイントや注意点、メリットデメリットをお伝えします。

何のため?鏡を使って練習する意味とは?

鏡を使う理由は、フォームチェックをするためです。

 

ダンスは人に見せるものなので、ちゃんと踊れているのか、ポーズや動きのチェックは欠かせません。

 

鏡がない練習は「なんとなくこんな感じかな〜」と自分の感覚で踊ってしまうので、間違った形で覚えやすくなります。

 

プロのようにダンスが体に染み込んでいて基礎も全て完璧に体が覚えている人ならいいですが、初心者のうちは鏡がない練習はちょっと危ないです。

 

鏡があればフォームチェックが簡単にできるし、自分の踊る姿を見ながら練習できるので、踊りのミスに早く気付いて修正することができます。

 

ダンスのフォームチェックだけでなく、チームで練習する時はフォーメーション(立ち位置)の確認にも役立つので、鏡があるダンス練習は非常に効率的なんですよね。

 

フォームチェックで重要なポイントはこちら
>「ダンスの動きが変!」と感じたら?4つのポイントで即改善!

 

危険!鏡練習が招く厄介なデメリット

鏡を使ったダンス練習は効果的ですが、反面、鏡慣れが招く大きなデメリットが5つあります。

 

1.ダンスが平面的になる

鏡を見ながら踊ると、体は正面を向いたままになります。

 

常に自分の姿をチェックしていると体が正面に固定され、ダンスの動きが平面的になり、全く迫力が出なくなります。

 

ダンスは動きが立体的に見えることで、雰囲気や迫力に繋がり、カッコいいダンスになります。

 

平面的なダンスにならないように、横向きや斜め向きなど、必ず多方向でフォームをチェックしましょう。

 

2.顔が正面を向いたままになる

常に鏡を見ながら練習することでフォームチェックする癖がつき、体だけでなく顔も正面を向いたままになります。

 

体をねじったり前に倒したり、どんな動きをしても常に前を向く状態って不自然でちょっと怖いですよね。

 

ダンスがうまい人は、体の動きに合わせて視線も自然と色んな方向を向くし、コントロールします。

 

3.目線が下がってしまう

ダンスはステップが多いので、練習中に足元ばかりを見てしまいがちです。

 

中には鏡に写る自分を見るのが恥ずかしくて、目線がずっと下に向いたまま練習している人もいます。

 

目線が下向きのクセがつくと、重心が下がったり体が前のめりになったりと、ダンスの動きに悪影響が出てしまいます。

 

練習中に目線が下がっていないか注意しながら、前を向いて踊ることを意識しましょう。

 

目線は癖になることが多いので早めに修正しましょう。
>こんなダンスのクセはダメ!よくあるパターンと直し方

 

4.本番で踊れなくなる

鏡があれば自分の動きがチェックできるので、正しく動けるのは当たり前ですが、ダンスを見せる場所=ステージに鏡はないですよね。

 

鏡練習は「常に自分が見えている」という安心感が生まれ、鏡に頼りきっている状態です。

 

鏡でしか練習していないと知らず知らずのうちに鏡に依存してしまい、お客さんを目の前にした本番では踊れなくなってしまいます。

 

これはダンススクールに通っている人に多いパターンで、自分の姿が見えない不安から、自信のない小さな動きになったり、振り間違えをしやすくなるんですよね。

 

5.チェックが甘くなる(ミスに気付きにくい)

フォームチェックのために、鏡を見ながらの練習は重要ですが、振り付けのように動作が多くなると、細かな部分までチェックすることができません。

 

ステップにしても、足の高さ、幅、腕の使い方、軌道など、体が動く一瞬を一発で全てチェックするのは難しいですよね。

 

躍りながらだと、いくら鏡を見ていても大まかな部分しか確認できません。
何度も同じ部分を躍り直してチェックして、、ってかなりしんどいし非効率。

 

鏡だけの練習は自分のミスに気づきにくくなるので、練習風景を動画で撮って残しておくと、映像で何度も繰り返し自分のダンスがチェックでき、ゆっくり研究できるので、しっかり細部まで修正できます。

 

ダンスの研究はセンス磨きに繋がります。
>超シンプル!ダンスセンスを磨く方法

 

意識を変えて「鏡アリとナシ」の練習が重要

鏡ありと鏡なしの練習ではどちらにもメリットやデメリットがあり、どちらの練習も必要です。

 

それぞれのメリットを生かして練習するために、状況に合った目的意識を持つことが大切です。

 

鏡を使う時は視覚を重視し、踊る姿の全体像や細かなフォームチェックを意識する

踊る姿が見えることが鏡の最大のメリットなので、しっかり動きをチェックしたり、ダンスの見映えを意識しましょう。

 

カッコよく見えるステップやポーズなどを見つけるのもいいですね!

 

鏡を使わない時は感覚を重視し、体でダンスを覚えることを徹底する

鏡を見なくても確実に踊れるようになるために、鏡がない場所での踊る感覚を養い、自分の力で自立して踊れるようになりましょう。

 

※ 練習動画を残して自分のダンス研究することもお忘れなく!

 

>ダンスが下手な人になる特徴-練習編-

 

さいごに

ダンスは間違って覚えたクセを直すのが大変なので、最初から正しい形を覚えるためにも、鏡があった方が絶対にいいです。

 

でも、ダンスは本来、鏡ではなく自分の体を見ながら練習するものです。

 

自分の体がどう動いているのか、今、どこを動かしているのか、感覚を磨くことが重要なんですよね。

 

鏡がないと視覚を使わない分、体の動きとダイレクトに向き合えるので、踊る感覚や動かす感覚が養えます。

 

ダンスは体で動きを覚えないと意味がないので、鏡ばかりで練習するのではなく、鏡を使わない練習を意識的に取り入れてくださいね。

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