誰でも好きな曲があると思いますが、いざダンスに使ってみるとメロディーや音が複雑で躍りにくかったりするので、初心者にとって曲選びは悩ましいものです。
僕も最初は「どんな曲で練習すればいいんだろう」「どうやってダンス曲を探せばいいんだろう」と苦労しました。
そこで、ダンス練習で踊りやすい曲の特徴や、イベントにも使える曲の選び方のポイントと探し方を紹介します。
初心者のダンスの練習曲の特徴と選び方
ダンスはどんな曲を使うのかは自由ですが、踊りやすい曲があれば基礎練習に向かない踊りにくい曲もあったり。
ヒップホップダンスを踊りやすい曲の特徴や選び方のポイントがあるので見ていきましょう。
踊りやすい曲の特徴1.ゆっくりした曲
ダンスミューシックやパーティーチューン(盛り上げ曲)は、アップテンポでテンションがあがりますが、初心者の練習曲に向きません。
ダンスに慣れていないと曲に体がついていかないので、まずは早すぎず遅すぎずの曲を選びましょう。
一般的に、ダンス初心者はBPM90~100のテンポがいいと言われています。
※ BPMとは1分間のビート(テンポ)の速さを表し、BPM100前後は心臓の鼓動より少し早いくらいです
踊りやすい曲の特徴2.ビート(テンポ)が不規則ではない
どんな曲も一定のテンポを刻んでいますが、急にリズムが変わったり、不規則に曲調が変わる曲があります。
リズムが途切れたり、曲中に何度も曲調が変わるのは、初心者には難易度が高い曲です。
踊りやすい曲の特徴3.リズムがはっきりしている
リズムの目安になるのがドラムや効果音などの特徴的な音です。
曲を聞くと「ドンドン」「パンパン」とゆうような目立つ音があるので、これがハッキリしている曲はリズムを取りやすく踊りやすいです。
人によって、メロディー(歌)を聞くのか、ビート(音)を聞いて踊るのかは好みもありますが、リズムトレーニングをするなら歌を聞きすぎるとリズムがズレやすくカウントが取れません。
特にポップスのような曲は馴染みやすい反面、歌に気を取られてリズムがズレやすいです。
自分が好きな曲で練習するのが一番ですが、初心者の場合は、最初は歌(メロディ)ではなく、なるべくビート重視の曲(音がよくわかる曲)がいいでしょう。
ダンスの使用曲や練習曲探しはyoutubeがオススメ
ダンスの曲探しで一番便利なのはyoutube!
昔はダンスイベントやダンススクールに通って曲を知ったり、CDやレコードショップで曲をあさったり、自分の足で地道に探すしかなかったです。
でも、今はyoutubeを活用すれば自宅にいながらたくさんの曲を聴けるので、youtubeは手軽で本当に便利!
youtubeは広告が流れたり、有名な曲しか聞けない、最新やマイナーな曲はアップロードされていないデメリットがありますが、無料で色んな曲が視聴できるのであなた好みの曲がきっと見つかるでしょう。
そこで、youtubeをうまく使ったダンス曲の探し方のコツを紹介します。
1.djが繋げた曲を探す
youtubeでDJが繋げた曲や、年代別の総まとめ動画などがアップされており、複数の曲を一気に知ることができます。
「hiphop remix」「R&B mix」「hiphop club mix」「hiphop rap」「hiphop 1990(年代を入力)」「top100 hiphop」などのワードで検索するとたくさん出てきますよ!
ただ、数曲を繋げた5分くらいの短いものもありますが、何十曲も繋げた30分から1時間以上の超ロング動画が多いです。
かなりの大容量になるなので、聴くときは注意してくださいね。
2.ダンス動画を探す
ダンスのレッスン動画、バトル動画、コンテスト動画なども曲探しの参考になります。
「ヒップホップ 初級」「ヒップホップ バトル 2017」「ダンスコンテスト」、あとはあなたが好きなダンサーやダンスチームの名前などで検索してみましょう。
いくつか動画を見ているとその中で気になる曲が使用されていることもあるはずです!
3.関連動画も抜かりなくチェックする
youtubeでは検索した曲と似たような曲が関連動画として自動的に出てきます。
その関連動画から好みに近い曲を探し出すこともできるので、忘れずにチェックしましょう。
4.曲名が不明なときはコメント欄をチェックする
djの動画やダンス動画などで使われている曲が気に入っても、動画タイトルや概要欄に曲名が書かれていないことがあります。
律儀に曲名が書いてある動画もありますが、曲名がわからないときは「もぉー!!」と思わずショックを受けます。(^o^;)
こんなときは問い合わせるのが確実ですが、アカウントを取るのが面倒だったり、コンタクトが取れなかったりするので難しいんですよね。
そこで、曲名がわからないときはコメント欄をチェックしましょう。
再生回数の多い動画なら、ほとんどの場合は、曲名に関するやりとりがコメント欄で行われているので曲名が判明することがあります。
あとは曲探しに便利なアプリもあるので下記を参考にしてください。
5.年代やプロデューサーを調べる
気に入った曲がわかった場合、その曲の年代やプロデューサーを調べると、より広く曲探しができます。
たとえば、好きな曲の年代が1990年だったら、YOUTUBEで「1990 MUSIC HIPHOP」などキーワードを入れて検索。
プロデューサーなら「DJ Premier」「DJ Khaled」など。
(人気プロデューサーです)
同じ年代で流行った曲は、同じような音が作られやすく、あなたが気に入った曲と似た曲が見つかりやすいです。(プロデューサーで検索するのも同じ)
あなたのお気に入り曲を見つけよう
リズムやテンポを考慮して、初心者のダンス練習に合う曲はあっても、曲には好みがあるので、一概に「この曲が一番良い!」とは言えません。
いくら初心者の練習曲にいいよ!と言われても、やっぱり自分が気に入った曲じゃないと練習も楽しくないですからね。
練習曲の参考に「初心者でもリズムが取りやすい!
ヒップホップダンスの練習曲」では1990年代や2000年代を幅広く紹介していますが、あなたに合わない曲もあると思います。
人によって、たとえば、1980年代や1990年代の曲の方が踊りやすい人、2000年代やここ数年の新しい曲の方が好きな人がいるので、幅広い年代から曲を探してみましょう!
実際に曲を聴いてみて、あなたが踊りやすい曲やテンションが上がる曲を見つけてくださいね!
後で紹介しているCDの曲だって、youtubeで検索すれば出てくるのが多いので、収録曲が気になる人は検索してみてくださいね。
ダンスが踊りやすい初心者向けの曲のまとめ
初心者向けの練習用の曲とゆう意味では、ゆっくりしたテンポでリズムが取りやすい曲を選ぶのが最適です。
流行り曲のようなアップテンポな曲で早く踊りたい気持ちもあると思いますが、徐々に早めの曲にチャレンジしてどんな曲でも踊れるようにレベルアップしていきましょう!