ヒップホップダンスで連想されるのがダボッとしたB系の格好ですよね。
好みはありますが、ストリート系のダンサーはダボダボのTシャツやパンツを身につけていたりします。
ヒップホップダンサーがオーバーサイズの服を着て踊っていたりしますが、
「踊りにくくないの?」
「なんでみんなダボダボの服を着るの?」
「ダボっとしたパンツの名前って?」
と疑問を抱く人も少なくありません。
今は細身の格好も増えましたが、今でもダボダボの服はヒップホップダンサーでよく見ます。
ダボダボの服装には「カッコいい」以外の理由がちゃんとあります。
ダボッとしているパンツの名前
まず最初にダンスではいているダボッとしているパンツの名前から見ていきましょう。
- サルエルパンツ
- ヨガパンツ
- バギーパンツ
- ファットパンツ
(反射材が縫い付けてある)
などがあります。
ダンスレッスンでサルエルパンツやヨガパンツをはいているダンサーはよく見ますね。
他には、ストリート系のブランドのパンツはダボっとしていたりします。
今はダンス用のダボっとしたスウェットパンツも売られているので、「ダンス パンツ」でググると出てきます♪
ダボダボのパンツやオーバーサイズの服の始まり
ヒップホップダンサーがオーバーサイズのダボダボのパンツや服は、ブラックカルチャーに関係しています。
これはニューエラと同じですね。
貧困層は新しい服を買えず、体が大きくなっても着れるようにとオーバーサイズの服を着たり、大人や兄弟のお下がりを着ます。
諸説ありますが、これがオーバーサイズのファッションの始まりです。
ヒップホップダンサーがダボダボのパンツをはく理由
ダンスでダボダボのパンツをはく理由は3つあります。
ダンスを大きく見せるため
自分の体よりも大きな服を着ることで、体が大きく見えます。
さらに、踊っている時に服がヒラヒラと揺れ、振り付けもダイナミックに見えて映えます。
ダボダボの服は動きが派手になり、良い意味でダンスの印象がガラリと変わるのです。
もちろんカッコいいからという理由もありますが、大きく見せるという理由で着るのは定番のように感じます。
僕も体が細かったというのもあって、ダボッとした服を着ていました。
ダボダボパンツ以外にダンサーでよく見るズボンの裾の意味やダンサーファッションに多いニューエラキャップの意味はこちら
ダンスが上手く見えるため
ダボダボの服はダンスを上手く見せる効果もあります。
オーバーサイズの服を着ると、体のラインが曖昧になりますが、服で見えない体の部分を作ることで、技やステップがより際立ちます。
また、たとえば腕を伸ばす振り付けで完璧に肘が伸びていなくても、服で誤魔化せるという効果もありますが(笑)、基本的にダンスを上手く見せてくれます。
ヒップホップダンスはバレエのように頭のてっぺんから指先まで完璧に意識してキレイに踊るのではなく、雰囲気やノリも重視されます。
ダボダボの服はその一役を買ってくれるのです。
ダンスを上手く見せる方法はこちらも参考にしてくださいね!
ダンスで動きやすい
特に深い意味はなく服装は単純に時代の流行もありますが、動きやすさも理由の一つです。
ピタッとしたタイトな服だと、激しい動きで汗をかいた時に足にズボンが張りついて、動きにくくなります。
ダボダボの服装だと伸縮性があり、サイズによる余裕があるのでお尻に食い込んだりもしません。
見た目は暑苦しいですが、ダボダボのパンツは案外快適なんですよー!
現在は細身の服装も増えている
ヒップホップダンスは、一昔前(1990年代から)はダボッとしたルーズファッションが主流でした。
ですが、現在は細身の服装も増えており、タイトなパンツをはいて普通に踊っています。
僕がダンスを始めた頃は10年以上前ですが、その当時はダボダボのダンサーが多く、僕も好んで着ていました。
上下どこまでデカいサイズを着るの?ってくらいオーバーサイズの服を着ていた時もありました。(^_^;)
今では絶滅危惧種なみに見かけない格好かもしれません。(笑)
今のヒップホップダンスの格好は、タイト派とルーズ派の二極化されていますが、何がカッコイイのかは個人の判断です。
ダンスでダボダボのパンツをはく理由と名前のまとめ
個人の見解も含みますが、ヒップホップダンサーがダボダボのパンツを穿いたり、ルーズファッションをするのはいろんな意味があります。
タイトかルーズかどちらが正しいというのはないので、ダンスをする時は好きな服装で踊りましょう!