「ダンスを習いたいけど、どんなスクールがいいのかわからない、、」
「初心者でも通いやすいスクールってどんなとこ?」
「田舎だから見つからない、、」
ダンススクール選びは、各スクールによって特色が全然違うので悩ましいところです。
何事も最初のスタートが肝心です。
ダンススクール選びの失敗は挫折の大きな原因になります。
そこで、初心者に合ったダンススクールの上手な選び方や見分け方や探し方を紹介します!
田舎でも見つかる!ダンススクールの探し方
田舎だとダンススクールを探すのに一苦労ですが、田舎でも見つける方法はあります。
ネット検索
まずはネット検索!
近くにダンススクールがないか「地域」+「ダンススクール」「ダンススタジオ」「ヒップホップ」などでネット検索してみましょう!
田舎だからな~と諦めなくても、個人経営(個人活動)やスポーツジムなど、意外と習える場所があったりします。
また、ホームページがない場合もあるので、twitterなどのSNSやブログ(アメブロ・ライブドア)からも検索してみてください。
体育館や運動施設のスケジュールをチェック
市や町の自治体の体育館や運動施設では、不定期だったり、毎週決まった曜日と時間でスポーツ教室を開催していることがあります。
ヒップホップダンスのようなストリートダンスのレッスンは少ないですが、教室を開いていることがあります。
自治体や施設のホームページなどから、スポーツ教室のスケジュールを確認してみましょう。
アットホームな雰囲気で、年齢に関係なく誰でも気軽に参加しやすいと思いますよ。
広報紙から探す
自治体の広報紙やフリーペーパーに、料理教室やバレエ教室など、さまざまな参加者募集が掲載されることがあります。
ダンスの場合も、ダンス教室や、ダンス活動に関する有志グループやサークルのメンバー募集が掲載されていることがあります。(有志は同じ目的や目標を持った仲間の団体)
僕は田舎住まいですが何度か地元の広報紙で「ダンス(ヒップホップ)のメンバー募集」を見かけたことがあるので、広報紙やスーパーなどに置いているフリーペーパーを随時チェックしましょう。
初心者必見!ダンススクールを見極めるポイント
ダンススクールは、どうしても合う合わないの相性があるので、一概に「〇〇が良いスクール!」「〇〇はダメなスクール!」とは断定できません。
絶対に避けたいのは、相性以前に悪質なダンススクールを選ばないことです。
まずは、個人的な考えとして、悪質なダンススクール(インストラクター)を利用しないためのポイントを紹介します。
主に5つのチェックポイントがあり、それが問題なければ後に細かなトラブルが起こる可能性はあれど良いダンススクールと言えます。
1.スタジオの管理体制(清掃)をチェックする
トイレが汚い、床にホコリがある、空調設備が汚れている、掃除用具が片付いていないなど。
掃除は基本中の基本です。
ダンスはストレッチやフロアを使った技など、床に寝そべることがあるので、衛生的にもキレイな場所がいいです。
掃除ができていないと、お客さんに対する礼儀が甘いし、そこのスタッフ(ダンススクール)はルーズだと思っていいでしょう。
2.インストラクター(ダンス講師)の言動に注目
礼儀がなかったり、あまり生徒と会話がなかったり、一方的に教えるだけでは、良いインストラクターとは言えません。
何をもって「良いインストラクター」なのか、「信頼できるインストラクター」なのか、色んな意見があると思いますが、わかりやすい特徴は生徒の名前を覚えている人です。
名前を覚えるというのは、ちゃんと責任をもって指導しようという姿勢の表れです。
また、ダンスが初めてだと、一人だけレッスンについていけなくて気まずくなることもあります。
空いた時間に話しかけてくれたり、レッスン中に一人ずつ回ってくれたりと、生徒とコミュニケーションをしっかり取るインストラクターは、生徒のことを考えてくれる良い先生が多いです。
要注意なインストラクターは、人として言動に問題がある人です。
例えば、挨拶をしたり遅刻をしないって当たり前のことですけど、これができないインストラクターは、レッスンが適当だったり指導が上から目線だったりするんですよね。
他にも、レッスンの準備をせずに振り付けをその場で作ったり、一部の生徒とだけ仲良くするなど。
これを悪気なくやってしまうインストラクターもいるので厄介なんですけどね。(^_^;)
残念ながらダンスが上手いだけでバイト感覚だったり、指導者としての意識が低い無責任なインストラクターもいるので注意してください。
3.第一印象が悪いのは避ける
スクールの雰囲気が暗い、閉鎖的で何だか居づらいなど、何かしらあなたが違和感を感じたら止めておいた方がいいです。
インストラクターだけでなくスタッフが無愛想で対応が冷たいなど、スクールの雰囲気や印象が悪いところは避けましょう。
そういう勘って意外と当たるので。(^_^;)
また、今はどのダンススクールもホームページを持つ時代なので、ネットで調べればそれなりに情報が得られますが、ネット検索でトップに並んでいるスクールが必ずしも評判が高いわけではありません。
専門業者に頼めばいくらでもネット検索で上位表示できますからね。
ホームページはキレイに見せるのが当たり前なので、「良さそうだな~」と感じても、実際のレッスンの雰囲気がイメージと全く違うことがあります。
いくらキレイなホームページで印象が良くても、サイトだけで判断するのではなく、あくまでも参考程度にしてください。
4.費用が高すぎる
費用が高いスクールはダメ!というわけではないですが、名目を変えてやたらと請求が多いのは良心的ではないし不安要素になります。
ダンススクールは、イベント出演などで予想外の出費がかかることがあるので、レッスン費用だけでなく、入会金、年会費、イベント費用など、トータル費用がいくらかかるのか、明確なスクールを選びましょう。
5.代行レッスンが多い
「この先生に習いたい」と思っても、実際に通ってみると代行ばかりで別のダンス講師が担当する、なんてことがあります。
インストラクターは、現役で活躍しているダンサーも多いので、代行レッスンが増えてしまうのは仕方がない部分もありますが、毎週いくつものレッスンが代行になるような代行が多すぎるのは問題です。
気になるダンススクールがあったら、定期的にホームページや直接電話などで代行情報をチェックしましょう!
自分に合うダンススクールの選び方
ダンススクールの見極め方以外にスクール選びで重要なのが、自分に合ったダンススクールを選ぶことです。
最低限、以下の条件を満たしていれば、ダンススクールに馴染めないなどの心配はなくなります。
ダンスを習いたい方はいくつ当てはまっているかチェックしてみてください。
ダンスを習いたい初心者へ!通う前のチェックリスト
1.基礎から教えてくれる
ダンスレベルが高い初心者クラスもありますが、初心者クラスなのに基礎を教えないスクールは論外。
何事も基礎が重要なので、基礎中心のレッスンだと安心です。
2.少人数制であること
有名ダンサーが所属しているような人気のダンススクールは、とくに生徒数が多いため、しっかり指導を受けられないことがあります。
少人数制であれば、一人ずつ丁寧に指導が受けられるので、初心者に最適です!
3.躍りたいダンスレッスンがあるか
ダンスはブレイキン、ロック、ハウスなどジャンルが複数あるので、あなたが躍りたいジャンルのレッスンがあるスクールを選ぶのが大前提です。
とくにヒップホップダンスはGIRLS HIPHOPやLA STYLEなど様々なスタイルがあるので、あなたが踊りたいスタイルが習えるスクールを選びましょう。
ヒップホップダンスの種類がわからない!悩んでいる!という人はこちら
>日々進化!ヒップホップダンスの種類(スタイル)
スクールによってスタイル分けをせずに「HIPHOP」としか設けていないこともありますが、たとえスタイル分けされていても、それぞれのスタイルに何となくの線引きはあっても明確な定義はありません。
ヒップホップダンス自体がかなり幅広いので同じジャンルでもダンサー(インストラクター)によって躍りが全く違ってきます。
HIPHOPや●●STYLEなどの言葉だけを鵜呑みにせず、あなたが好きだと感じる躍りを教えてくれるインストラクターを見つけましょう。
4.目的と一致すること
ダンススクールは、
和気あいあいと楽しむことを目的としたスクール
一流ダンサーが勢揃いのプロを輩出しているような本格派スクール
があります。
スクールの方針がプロを目指すようなところなら、レッスンは本格的だし当然厳しいです。
趣味程度に楽しみたい人にとっては、厳しい指導は苦痛だし心が折れてしまいますよね。
- 運動不足解消やエクササイズ重視
- プロを目指しているなど
ダンススクールによって指導方針や特性が異なるので、あなたの目的とスクールの方針が合うところを選びましょう。
5.自分のダンスレベルに近いこと
初心者のスクール選びで最も重要なのがこれ!
ダンススクールは、初級クラスや入門クラスなどレベル分けされていますが、必ずしもその言葉通りのレッスンが受けられるわけではありません。
これはあくまでも目安。
レッスンは生徒のレベルに合わせるので、生徒のレベルが高ければ当然レッスンの内容も高くなります。
最近のスクールはレベルがかなり高いので、初級クラスなのにハイレベル!中級レベルの振り付けをバンバン教えていることなんてザラにあります。
ダンスの基礎すらあまり教えないスクールもありますからね。
あなたのレベルに合わないレッスンを受けても、付いていけずに辞めてしまうだけなので、
- ちゃんと基礎から教えてくれる
- 通っている生徒とあなたのレベルが近い
こういったレッスンが受けられるスクールを選びましょう。
ダンススクールのレベルを知るには、見学や体験を利用するのが一番手っ取り早いです。
また、ダンススクール主催のイベントや地元の祭りなどもスクールを知る場所としておすすめ!
ダンスイベントだけでなく祭りでレッスン生が踊っていることがあるので、そういったイベントを見るだけでも生徒のダンスレベルや雰囲気がわかりますよ。
利用者にとってダンススクール選びは不利
ダンススクール選びって、利用者にとってかなり不利です。
レッスン体験や見学(有料や無料)があっても、何回もできるわけではありません。
少ない時間で限られた情報の中で、「良いダンススクールか」「自分に合うダンススクールか」しっかり見極める必要があります。
初心者がダンススクール選びを失敗する代表的な原因は2つ。
- 自分のレベルに合わないレッスンを受けている
- 悪いインストラクターに当たった
ダンススクール選びは、費用や距離(通いやすさ)なども考慮する必要があると思いますが、この2つが最重要なので、そこを意識して探してみてください。
さいごに
ダンススクール選びは、とにかく自分のダンスレベルに合うレッスンが受けられることが初心者にとって一番大切です。
プロを目指すなら、プロダンサーが在籍する有名なダンススクールを選んだ方がいいでしょう。
(いきなりは無理でもいずれ通うことを視野にいれましょう)
まずはインストラクターがカッコいい!レッスンの雰囲気が良さそう!など、単純な理由でいいので魅力を感じるスクールを見つけることから始めましょう。
あなたがいいダンス講師やダンススクールに巡り合えるといいですね!